開発の経緯
この記事では、本サイトでこれまでに開発したシステム、新しい開発案の記事作成過程を振り返り、より効率的な記事作成方法を模索した経験を記録しています。
結果として1時間以上かかっていた記事作成が(うまくいけば)最短5分くらいで出来るようになりましたので、参考になれば幸いです。
これまでの記事作成
・ChatGPTに開発概要と記事作成のためのプロンプト(指示)を入力して記事内容を作成。
・トップ画像をillustratorで作成
・挿入画像はフリーサイトで検索
- 記事の作成:ChatGPTに開発概要と記事作成のためのプロンプト(指示)を入力して記事内容を作成。
- トップ画像:トップ画像をillustratorで作成。
- 挿入画像:フリーサイトで検索し画像をダウンロード。大きすぎたり重すぎるとサイトに負荷がかかるため、サイズと画質を調整。
記事内容を納得のいくものにするのに、プロンプトを再調整したり、画像の検索に手間取ったりすると慣れていないこともあり、2時間くらいは掛かっていました。
依頼者にこんなシステム出来ますとわかりやすく提示するための本サイトではありますが、基本的には開発に時間を割きたいので、なるべく記事作成は少ない時間で済ませたいという思いでGPTsやGASスクリプトの開発を始めました。
記事の作成の効率化~記事作成用GPTsの作成~
ChatGPTのカスタマイズができるGPTsで自分専用の記事作成用GPTsを作ってみました。自分が開発した内容を入力すると、下記の通りにGPTsが動作します。
- 記事の作成:タイトル・開発の経緯・システムの概要・使い方・導入のメリットなどの項目に沿って記事を作成してくれます。 見出しやリストも大きい文字で作成してくれるためWordpressにコピペするだけです。
- パーマリンクの生成:記事のURLになるパーマリンクも英語で生成
- 利用サービスを箇条書き:トップ画像にサービスロゴを入れるため、開発に使用したサービスを箇条書きで生成
- 挿入画像の生成:記事に沿った挿入画像を16:9で2枚作成
このように複雑なプロンプトを入れなくても記事のほとんどの要素を作成してくれます。本サイトはトップ画像に開発内容のテキストを入れているため、illustratorを使用していますが、トップ画像もGPTsで作成とすることも可能です。
トップ画像作成と挿入画像調整の効率化~illustratorスクリプトの作成~
次にトップ画像や挿入画像の作成・編集を効率化するillustratorスクリプトを作成しました。
- トップページ用スクリプト:サービスロゴを選択しスクリプトを実行するとタイトルとサブタイトルの入力バーが出現。タイトルとサブタイトルを入れてOKを押すと、アクティブなアートボードにサービスロゴ、タイトル、サブタイトルが自動配置されます。その後、自動でサイズ調整し保存されます。
- 挿入画像用スクリプト:GPTsで作成した画像を挿入しスクリプトを実行するとサイズ調整されて保存されます。
これでトップ画像と挿入画像の作成・調整が1、2分で出来てしまいます。このillustratorスクリプトも試行錯誤をしながらChatGPTで作成しました。
まとめ①
この記事作成用GPTsと、illustratorスクリプトを使用することで、開発済みのシステムを記事作成する時間を大幅に短縮することが出来ました。
GPTsとスクリプトを少しカスタマイズすれば、様々な方の記事作成の効率化が出来るかもしれません。
次に、開発案を増やす方法と、スマホでも作業を進める方法について取り組んでみました。