WEBサイトからスケジュールを自動更新する予約システムのご紹介

WEBサイトでスケジュールを公開している場合、そのスケジュールを常に最新に保つことは重要です。しかし、手動での更新作業は面倒で、ミスも起こりやすいです。そこで、WEBサイトからスケジュールを自動更新する予約システムを開発しました。このシステムは、WEBサイトからスクレイピングしたスケジュールを予約フォームに反映し、予約情報シートと履歴シートに自動反映し、LINEで予約状況を自動通知するというものです。この記事では、このシステムの概要、使い方、導入のメリットについてご紹介します。

目次

システムの概要

このシステムは、Google Apps Script(GAS)とGoogle Spreadsheet(GSS)を使って実装しています。WEBサイトからのスクレイピングは、GASのUrlFetchAppというサービスを使って行っています。予約フォームは、GSSのフォーム機能を使って作成しています。予約情報シートと履歴シートは、GSSのスプレッドシートを使って管理しています。LINEでの自動通知は、GASのLINE Notifyというサービスを使って行っています。

このシステムの流れは以下の通りです。

  1. WEBサイトからスケジュールを定期的にスクレイピングし、予約フォームに反映する。
  2. 予約者が予約フォームから予約すると、予約情報シートに自動的に反映される。
  3. 予約情報シートに新しいデータが追加されると、履歴シートにも同じデータがコピーされる。
  4. 予約情報シートに新しいデータが追加されると、担当者にLINEで予約状況が通知される。

使い方

予約フォーム

予約フォームは、以下のようなものです。

日付時間空き状況予約ボタン
2023/6/910:00予約する
2023/6/911:00×
2023/6/912:00予約する
2023/6/913:00予約する
2023/6/914:00×

この表は、WEBサイトからスクレイピングしたスケジュールを反映しています。空き状況は、○が空きあり、×が空きなし、△が残りわずかを表しています。予約ボタンを押すと、予約者の名前と連絡先を入力する画面に遷移します。入力した情報は、予約情報シートに自動的に反映されます。

予約情報シート

予約情報シートは、以下のようなものです。

日付時間名前連絡先
2023/6/910:00山田太郎090-1234-5678
2023/6/912:00佐藤花子080-8765-4321
2023/6/913:00鈴木一郎070-1111-2222

この表は、予約フォームから入力された情報を管理しています。この表に新しいデータが追加されると、履歴シートにも同じデータがコピーされます。また、担当者にLINEで予約状況が通知されます。

履歴シート

履歴シートは、以下のようなものです。

日付時間名前連絡先
2023/6/810:00田中美咲090-3333-4444
2023/6/811:00佐々木健太080-5555-6666
2023/6/813:00伊藤真由070-7777-8888
2023/6/910:00山田太郎090-1234-5678
2023/6/912:00佐藤花子080-8765-4321
2023/6/913:00鈴木一郎070-1111-2222

この表は、予約情報シートからコピーされたデータを保存しています。この表は、過去の予約履歴を確認するために使えます。

LINEでの予約状況自動通知

LINEでの予約状況自動通知は、以下のようなものです。

【予約システムからのお知らせ】
2023/6/9 10:00に山田太郎さんが予約しました。
連絡先は090-1234-5678です。
現在の予約状況は以下の通りです。

日付: 2023/6/9
時間: 10:00
名前: 山田太郎
連絡先: 090-1234-5678

時間: 11:00
空き状況: ×

時間: 12:00
名前: 佐藤花子
連絡先: 080-8765-4321

時間: 13:00
名前: 鈴木一郎
連絡先: 070-1111-2222

時間: 14:00
空き状況: ×

コピー

このメッセージは、予約情報シートに新しいデータが追加されるたびに送られます。担当者は、このメッセージを見て、予約者の情報や空き状況を確認できます。

導入のメリット

このシステムを導入すると、以下のようなメリットがあります。

  • WEBサイトからスケジュールを自動更新することで、手動での更新作業やミスを省くことができます。
  • 予約フォームを自動更新することで、予約者に最新の空き状況を提供できます。
  • 予約情報シートと履歴シートを自動反映することで、予約データの管理や集計が容易になります。
  • LINEでの予約状況自動通知することで、担当者はいつでも予約状況を把握できます。

このシステムは、WEBサイトからスケジュールを自動更新する予約システムとして、様々な業種や業態に応用できます。例えば、美容院やレストラン、教室やコンサルタントなど、WEBサイトでスケジュールを公開している場合に便利です。

まとめ

この記事では、WEBサイトからスケジュールを自動更新する予約システムについてご紹介しました。このシステムは、WEBサイトからスクレイピングしたスケジュールを予約フォームに反映し、予約情報シートと履歴シートに自動反映し、LINEで予約状況を自動通知するというものです。このシステムを導入すると、手動での更新作業やミスを省き、予約者に最新の空き状況を提供し、予約データの管理や集計を容易にし、担当者はいつでも予約状況を把握できるというメリットがあります。このシステムは、様々な業種や業態に応用できます。

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