LINE公式アカウントで領収書の管理が簡単に!

こんにちは。私はGAS(Google Apps Script)を使って業務効率化やGoogle自動化のシステムを開発しています。 今回は、LINEで領収書整理ができるシステムを作りましたので、ご紹介します。

目次

システムの概要

このシステムは、以下のような流れで動作します。

  1. お客様がLINE公式アカウントを友達追加します。
  2. お客様が領収書の写真をLINEトークに送信します。
  3. システムが画像解析を行い、領収書No・日付・店舗名・科目(接待交際費など)・支払い方法・金額を返信します。
  4. 解析された写真は顧客ごとにGoogleドライブに保存されます。
  5. 顧客ごとにスプレッドシートが作成されて解析データが蓄積されます。
  6. 解析データが実際の写真と食い違っている場合は、トークに領収書No.と食い違っている項目:正しいデータを送信すれば、修正データとして記録されて、領収書データも修正されます。
画像はイメージです

使い方

LINEトークの返信例

以下は、LINEトークでのやり取りの一例です。

お客様システム
領収書の写真
領収書No:0001
日付:2023/06/09
店舗名:〇〇食堂
科目:接待交際費
支払い方法:現金
金額:3,000円

以上の内容でよろしいですか?
もし間違いがあれば、領収書No.と食い違っている項目:正しいデータを送信してください。
例)0001:科目:交通費
0001:店舗名:△△食堂
修正を記録しました。

出力される領収書データの表

以下は、Googleスプレッドシートに出力される領収書データの表です。

領収書No日付店舗名科目支払い方法金額
00012023/06/09△△食堂接待交際費現金3,000円
00022023/06/10○○カフェ飲食費クレジットカード1,500円
00032023/06/11□□ホテル宿泊費電子マネー10,000円

この表は、顧客ごとに作成されます。顧客は、LINE公式アカウントの友達追加時に登録されるIDで識別されます。 また、この表は、領収書Noの昇順にソートされます。修正データがある場合は、修正データで上書きされます。

画像はイメージです

導入のメリット

このシステムを導入すると、以下のようなメリットがあります。

  • 領収書の画像解析により、手入力の手間やミスを減らすことができます。
  • Googleドライブとスプレッドシートにより、領収書の写真とデータを一元管理することができます。
  • LINEトークにより、領収書の修正や確認が簡単に行えます。
  • 優先パターン登録や自動パターン登録により、科目の判別がスムーズになります。
  • データ出力により、これまでの領収書データをメール添付で送ることができます。

まとめ

この記事では、LINEで領収書整理ができるシステムを作りましたということをご紹介しました。 このシステムの一番いいところは、日本人が日常的に使用しているLINEだけで領収書整理が完結するというところです。これにより、領収書管理の手間や時間を大幅に削減することができます。

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